名古屋市南区の紹介
名古屋市南区について
南区は、名古屋市の南部に位置しています。面積は約18.46平方キロメートルで、7番目に大きい区です。(平成24年5月1日現在)
縄文・弥生時代は大部分が海で、「あゆち潟」と呼ばれていました。東部の笠寺台地は古代から開けており、縄文・弥生・古墳時代の遺跡も多く残っています。
土器などの遺物も多数発掘されており、それらの多くは「見晴台考古資料館」に保管・展示されています。
また、旧東海道沿いには、尾張四観音の一つである「笠寺観音」や、市内に唯一現存している「笠寺一里塚」などがあり、南区の歴史を伝えています。
区の中西部は、江戸時代ごろから新田開発が進み、近代には、鉄鋼・金属・機械・化学などの工場が立ちならぶ市内有数の工場地帯として発展してきました。
区中央部には、JR、名鉄などの公共交通機関や、都市高速、国道1号、名古屋環状線などの幹線道路が走っています。国内有数の規模を誇る「日本ガイシスポーツプラザ(旧名古屋市総合体育館)」では、各種スポーツ競技やコンサート・イベントなどのほか、「南区区民まつり」が開催され、多くの人々が訪れます。
また、区北部には図書館と文化小劇場が併設されており、南区に昔から伝わる貴重な文書の保存など、区民文化向上の一翼を担っています。 区の北東部には地下鉄桜通線が通っており、沿線地域の活性化が期待されるなど、歴史、文化と調和のとれた快適で住みよいまちづくりが進められています。