名古屋市中川区の紹介
名古屋市中川区について
市の中西部に位置する中川区は、区名の由来となった中川運河をはじめ、庄内川・新川など7河川が流れています。また、土地は低く、起伏の少ない平坦な地域です。
東部は、古くからの商店街を中心に発展を続け、中川運河沿いには鉄工所・木工所・倉庫などが立ち並び、工業地帯を形成しています。また、近年は中川運河沿いで水面を活用したアートイベントが行われるなど、新しい試みが行われてきています。
中央部は、区役所をはじめ主要な官公所が立地し、地下鉄高畑駅周辺は商業地域としても発展しています。また、前田利家生誕の地である荒子には、尾張四観音の一つである荒子観音寺をはじめ、多くの史跡があります。中でも荒子観音寺には、千体以上の円空仏や国の文化財に指定されている多宝塔があり、多くの観光客が訪れます。
庄内川以西の西部は、土地区画整理事業により宅地化が進み、各所に高層の公営住宅、マンション等が建設されています。また、国道302号線と名古屋第2環状自動車道が南北に通じ、東西に走る東名阪自動車道、名古屋高速5号線、国道1号線など幹線道路と接続され、名古屋の西の玄関口として、更に発展が期待されています。