名古屋市天白区の紹介
名古屋市天白区について
天白区は、名古屋市の東部丘陵地帯に位置し、南側は緑区、北側は名東区、西側は千種区・昭和区・瑞穂区・南区と接しています。
昭和50年2月に昭和区から分区独立して誕生した名古屋市の中で一番新しい区です。 かつてはのどかな農村地域でしたが、土地区画整理事業による優良な宅地の造成と道路の整備や地下鉄と市バスの公共交通網の整備により平針住宅、島田住宅、相生山団地といった大規模な集合住宅や、多数のマンションなどが立ち並ぶ住宅地域として発展してきました。
平成16年地下鉄名城線が環状化され、平成23年には国道302号線の開通、地下鉄桜通線の野並-徳重間が延伸し、交通の利便性がさらに向上しました。区域にはまだ宅地等として供給可能な土地もあり今後さらなる発展が期待されます。
本格的な室内アリーナや温水プールを完備した「天白スポーツセンター」、室内外20面のテニスコートを備えた全国屈指の規模を誇る「東山公園テニスセンター」、家族連れの皆さんで大いににぎわう「名古屋市農業センター」、天白の文化の発信地「天白文化小劇場」など、さまざまな施設も整備されています。また、区内や隣接する地域には大学も多数あり、若い人たちが多く集まりにぎわいのあるまちが形成されています。
区の中央部を横断するように天白川が流れ、河川敷の「天白川緑地」では四季を通じて散歩を楽しむ人々が訪れます。区の南西部にある相生山緑地では、市民や地主の皆さんのご協力により、緑地内の雑木林などで自然とふれあうことができる「オアシスの森」が整備されました。また、区の南東部にある荒池緑地は、早春には「しだれ梅まつり」で賑わう農業センターを有する約60ヘクタールの豊かな自然が残る緑地です。毎年区民まつりが行なわれる「天白公園」は、区内でも規模の大きな公園で、里山を活かしつつ親しみやすい公園として整備されています。このような豊かな自然環境も、天白区の財産です。
こうした恵まれた環境を活かし、川と人との共生を考える、天白「川辺の楽校」や、農業センター付近を核とした「荒池なごやかファーム構想」により、市民の皆さんとともに歩む「まちづくり」が進行中です。
これからも、豊かな自然と調和を図りながら、個性と活気にあふれた潤いのある住みたくなる「太陽と緑のまち天白」をめざします。