丹羽郡扶桑町の紹介
沿革
扶桑町は愛知県の西北部にあり、東は犬山市、西は江南市、南は大口町、そして北は木曽川をへだてて岐阜県各務原市に接しています。土地はおおむね平坦で北に高く、南にやや低く、総面積11.19平方キロメートル、濃尾平野の一部をなしている田園地帯です。
町内には古墳もあり、古くから人が住んでいたようです。400年程前の木曽川堤防がなかった時代には、木曽川はたびたび氾濫をおこし、祖先たちは水害と戦いながら、必死に生きぬいていたのだろうと想像できます。
木曽川堤防の完成後は、時折水害にあいながらも繁栄し、江戸時代は尾張藩に属していました。明治39年高雄村、山名村、豊国村、柏森村が合併して扶桑村となり、養蚕、生糸の集散地として発展し、昭和27年8月に町制を施行しました。